odadadaの雑記

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住宅購入のランニングコストと注意点

とうとう35年ローンの支払いが始まろうとしている。戦々恐々である。

恐れようと、家賃同様に淡々と払っていくしかないのだが、住宅ローンの支払い以外にも案外ランニングコストが発生するんだよな、と感じているこの頃で、皆さまが不動産の営業担当の口車に乗ってこんなつもりじゃなかった、とならないよう、賃貸で暮らすケースと比べながら、住宅購入(マンション)で発生する支払いについて整理をしておきたい。

 

 

賃貸のランニングコスト

先に、賃貸住宅で掛かるランニングコストを再確認したいと思う。

家賃

家賃は月々の支払いのうち基本項目。広さや立地によって金額が上下する。

管理費

管理人によるゴミ出しやエレベータ整備に掛かる費用。だいたい、家賃に比例して高くなる。

火災保険

2年更新で契約する事が多く、ほぼ必須。1万円弱/年が相場か。

契約更新手数料

ランニングコストのイメージは薄いが、2年ごとに確実に掛かる費用である。家賃1ヶ月分が相場。 

 

住宅購入のランニングコスト

それぞれの項目で選択肢が用意されてたりするので、注意点も合わせて記載したい。

住宅ローン返済

物件購入費の支払い。どういった金融機関を選ぶかや、変動金利/固定金利の選択は、以前のブログで紹介した本を参照されたし。それぞれのメリットがある。

 また、購入時に頭金を多く支払うことで、月々の支払い金額を抑えることにつながる。金利の支払いも減るので、無理のない範囲で支払うと良い。

注意する点として、ボーナス払いがある。支払いの一部をボーナスで行うことで、月々の支払い金額は減るが、1年当たりの支払い総額は変わっていない。見た目の数字に惑わされ、身の丈に合わない物件を購入してしまわないように。

返済手数料が無料の金融機関は多いため、ボーナスをローン支払いに活用したい場合には繰上げ返済を利用すると良いと感じる。

odadada.hatenablog.com 

管理費、修繕積立金

資金計画の中でちゃんと説明されると思うが、住宅購入した場合も管理費はかかる。グレードの高い物件や住戸数の少ない中規模物件は割高になりがち。修繕積立金は、賃貸の場合には家賃に含まれると考えられる。購入後一定期間経過して建物修繕が近くなると、金額が上がる計画になっている物件が多い模様。

火災保険、地震保険

火災保険は、不要な補償を外すことで安く抑えられる(水災など)。10年払い割引のケースで賃貸と同程度の負担感。大きな選択としては、地震保険を付けるか付けないか、がある。結構いいお値段するのだが、自助でまかなえる自信がないので、付ける判断をした。半分、国の制度みたいなところがある。

https://www.jishin-hoken.jp/50th/

固定資産税

月払いではないので、ランニングコストの意識が薄いのではなかろうか。年額10万円前後で、月額に割ると1万円前後になる。建物・土地の金額に比例するが建物の影響が大きい。

 

住宅購入のイニシャルコストにおける選択肢

イニシャルコストも、長期で見ると設備消耗するため、いずれ入れ替える準備はしていきたい。法的に省けないコストも多いので、そこは諦めよう。

オプション家具

希望する暮らしに合わせて、導入を検討しよう。アイテムによるが結構なお値段がする。我が家ではエコカラットという石壁を導入した。サウナストーンの保熱効果から、私には石信者な所ある。

エアコン

 現代においては必需品とも言える。エントリーモデルとハイエンドでは、倍以上の金額差がある。エントリーモデルだと、メーカ差分は薄い気がするがPanasonicのJシリーズがバランス良くて気に入った。

 

手持ち資金は余裕を持っておきたい

住宅ローン控除の助けをしばらく受けられるとはいえ、固定資産税の考慮漏れてた!とか、備え付け家電が耐用年数を迎えた、などありえるので、不意の支払いに備えた余裕は常に用意しておきたい。住宅ローンほど金利の低いローンは無いので、資金ショートに気をつけよう。

ほかにも引っ越しで財布の紐が緩んで、家具などで散財してしまう可能性も注意が必要だ…