odadadaの雑記

日々のあれこれを、まとまって書くのに使うつもり

クライミングが楽しく続いている理由

ダイエット、健康づくりのために何か習慣的にできる運動は無いかな、と始めたクライミングボルダリングがもうすぐ2年継続している(怪我の期間を挟みつつ)。何が、そこまで熱心に通う要素になっているかな?と書き出してみる。

ボルダリング仲間を増やす売り文句を自分の中で見つけられたら十全だ。

事のキッカケは年齢を重ね、御多分に漏れず定期健診にてメタボ注意の数値に遭遇することになった。このままの生活ぶりを続けてはメタボに突入すると理解した自分は、食事・運動を改めるべく調べモノや行動に乗り出した。

ちょうど、山登り仲間や旧友にボルダリングを嗜んでいる人が居て、勝手が分からないことがあればレクチャーして貰えそうだったことから運動習慣の候補にならないかなと始めてみた。

1人で楽しめる、年齢を選ばない

社会人に人気のスポーツは、ランニング、トレーニングジム、サイクリング、ゴルフ、人気上位には一人でも楽しめる種目が多いように思う。(ゴルフは、複数人がメインか)大人数の調整が必要なスポーツに比べると、生活の隙間や平日の空き時間を活用できる気軽さが好まれるのではなかろうか。

身体を動かす趣味としてハイキングは好きなのだが、安全のためグループ行動したいし毎週通うようなものではなかったので、平日にできる個人スポーツが習慣化のうえで欲しかった。屋内なので天候に左右されないのも良い。個人スポーツは、自分との戦いになるので年齢を重ねたら重ねたなりの楽しみ方をしやすい。

ボルダリングジムでは、シューズのレンタルが用意されているので、手ぶらでお試し体験が始められ、ランニングやトレーニングジム以上に道具用意のハードルが低い。近所にジムがあるのであれば、ぜひ気軽に体験してみてほしい。

 

ゲーム性

ボルダリングには、他の個人スポーツにはなかなか無い、複合的なゲーム性がある。

壁に取り付けられた出っ張りを自分の手足を使ってゴールを目指すことが基本ルールで、身体を使うアクションゲームの性質もあれば他にも、動作の組合せを考えるパズルゲームやレベル上げするRPGの性質も持っており、究極は筋力がなくても楽しめる。複合的・多面的なゲーム性によって、自身の総合力でクリア出来るスポーツになっており、魅力の奥深さを産み出している。

パズルのような工夫の要素

ボルダリングでは、コース毎に手足で使える出っ張り(ホールド)が指定されており、その中で落ちないようバランスを取りながらゴールを目指す。そのため、何も考えずに登ったら落下してしまったコースが、手足の配置や出す順番を一つ変えただけで重心のバランスが取れて難なくゴールにたどり着けたりする。

筋力や手足が伸びた訳ではないのに、重心の組み立てを工夫するだけで失敗したコースがクリアできる瞬間は何とも気持ち良い。パズルのように知恵を絞って楽しむ要素が、ボルダリングの重要な構成要素としてある。

レベル上げの要素

ボルダリングのコースは、難易度ごとにグレード(級・段)分けされており高さや傾斜が同じ壁でもゴールする難しさが様々である。また同じ難易度の中でも個性があり、「バランス取りが大変」「大きな動き、距離が必要」「ホールドが持ちづらい」など求められるゲーム性(能力)が変わってくる。バランス能力が得意だから、バランス系5級はクリアできるけど、動き系は6級までしかクリア出来ないといった事が出てくる。

こういった状況で、動き系の能力を鍛える(レベルアップさせる)べく筋力や瞬発力のトレーニングをする素直な選択肢もあれば、得意なバランス能力を更に鍛えることで動き系5級を高度なバランス力で制圧するという選択肢も可能となっている。他にも、ボルダリングならではのテクニック(ムーブと呼ばれる)を駆使することで、能力はそのままでもクリアできる場合がある。

ボルダリングが総合力だと思うのは上記の様な選択肢の懐の深さで、RPGに例えると「打撃/魔法/素早さ/防御」などの要素の中で「得意/不得意/相性」があって、得意と相性を駆使すればより難しい敵に挑戦することができる。一方で、難易度が一定以上に上がると全ての能力が高い水準に無いと攻略できなくなるので、能力のレーダーチャートのバランスを見ながら、総合的なレベルアップを図る必要が出てくる。(RPGの醍醐味)

ボルダリングを優位にする能力・要素には以下のような物がある。

  • 重心の組み立て力・コース理解力
  • バランス取り・体幹力・柔軟性
  • 筋力・ホールドを保持する力・引く力
  • 身長・手足を使った距離出し
  • 瞬発力・リズム感・身体コントロール
  • ムーブ・動作や姿勢のテクニック・知識

それぞれキレイに独立した要素ではない、また上位にある要素ほど活躍するシーンが多いと思う能力。

 

体力、身体作り

グレードの高いコースに挑戦するにあたり、必ず筋力や身体能力のレベルアップの必要性に直面する。何なら自身の身体を上に持ち上げていくスポーツなので、体重は軽ければ軽いほど有利になる。ダイエット向きだ。

ボルダリングで壁の中に居る時間は1分前後~数分なので、持久力より瞬発力の筋力や身体能力が上がりやすい。休憩をはさみつつ数時間ジムで練習することで持久力も上がるが、有酸素運動の側面は薄いと思っている(実際どうなんだろう)。少なくとも心肺能力・肺活量はそこまで求められないし向上しない。

ゴールできれば何の能力でもOKではあるものの、高いグレード・苦手なコースに挑戦をしていれば、レベルアップの項で一覧化した身体能力が満遍なく底上げされて高い水準で身体動作をコントロールできる様になっていく。

また、ボルダリングを始めた当時は「トレーニングジムで付ける魅せ筋・無駄筋と違って身体を動かす役立つ筋力が付きそうだ」なんて思っていたが、実際のところ壁の中での動作・身体制御は日常生活から離れた動作が多くなるので、「どのスポーツも似たようなものかも」というのが今の考えである。

またトレーニングジムの素晴らしさを再認識した点として、怪我や故障が起きにくいように配慮されていると思う。ランニングやボルダリングなど、動作や挙動の自由度が上がるにつれて身体にとって無理がある挙動が混じってきてしまうので、故障リスクがどうしても高いスポーツだと感じる。ストレッチなど準備運動、安全確保の知識の重要性が高い。

ガンバの文化

ボルダリングジムでは、見ず知らずの仲でもギリギリのツラい局面から一手を伸ばすシーンで「ガンバ!」と掛け声を飛ばす事がよくある。腕力がパンパンの時、未踏破の課題のゴール取りの一手、みんなが苦しい思いを一度してるので掛け声を受けてひと踏ん張りしよう、って気持ちになれて良い。日常生活で、応援したり・されたりはそこまで多くないので新鮮な時間だ。どこのジムでも温かい空気が流れていることが多い。

山登りからの系譜

ライミングのルーツは山、岩場にあるのも、もともと登山とか好きだった自分に合う理由なのかもしれない。自然のなかのクライミングは未経験です。

終わりに

オリンピック競技になったり、年齢や地域を選ばないあたり人気なスポーツになれるポテンシャルがあるので、競技人口が増えたら良いなーと思う。学生のクライミング部が増えたり、社会人の生涯スポーツの立ち位置を目指せるスポーツだと思うので、皆さんも是非ボルダりましょう!